1991年、医学界に『EBM』(科学的根拠に基づく医療)という概念が導入されて以来、腰痛の捉え方も「生物学的損傷」から「生物・心理・社会的疼痛症候群」へと大幅に変更されました。さらに1998年、『NBM』(個人的背景に基づく医療)という概念の誕生によって、医療の基本ともいえるサイエンスとアートの統合が急務となっています。
また、2004年にはヨーロッパの14ヶ国が参加して『ヨーロッパガイドライン2004』が作成され、最新の『急性腰痛診療ガイドライン』と世界初の『慢性腰痛診療ガイドライン』および『腰痛予防ガイドライン』が発表されました。その『慢性腰痛診療ガイドライン』では、慢性腰痛の治療として「生物・心理・社会的概念」に基づく教育プログラムを推奨すると勧告しています。
そこでTMSジャパンは、ニューヨーク大学医学部のジョン・サーノ教授が発表したTMS(緊張性筋炎症候群)理論を出発点として、腰痛にまつわる迷信や神話の犠牲者ならびに腰痛難民をひとりでも減らすために、新たに解明された科学的事実(世界標準の腰痛診療ガイドライン)を紹介し、『慢性腰痛診療ガイドライン』の勧告に従った教育プログラムを提供していきます。